ココ・シャネルとそれでも恋するバルセロナ
土曜日朝10時30分上映開始。下町の名画座にはおばさんおじさんが早くから集まっている。この2本立てがこんなに人気なのに驚いた。それと同時に自分が世間のおじさんと全く同じ嗜好なのに少々がっかりした。
皆さん用意がよろしく一本目のココ・シャネルが終わると15分の休憩時間に持参の昼食を食べ始める。若干臭いが気になるが人のことをとやかく言えない。自分もビールや酒を呑みアルコールの臭いをきっとさせているのだから。
ココ・シャネルはシャネルの半世紀でココの魅力を充分に描いていた。フランスの伝統のあるブランドの中でシャネルが一代で地位を築き挙げた事実に改めて感動した。
ウディ・アレン監督のそれでも恋するバルセロナは、軽快なストーリー展開で飽きない。男女の恋を軽く軽く描く中にちょっと真実が隠されているかなとも感じた。スカーレット・ヨハンセンのスリムでないグラマーで健康的な肉体に惚れ惚れと見とれてしまった。原題Vicky Cristina Barcelonaのままの題名でも良かったと思う。
2本とも評価は平均点。
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