ネームドロッパー ブライアン・フリーマントル

フリーマントルの最新作だ。久しぶりに上下2巻を二日間で読み終えた。
フリーマントルは一筋縄ではいかない作家なので読後感で結末が分かるような表現はできない。簡単にコメントすると読後感は悪くない。
一気に読めたのは主人公にのめり込んで一体感を持てたからだ。
作品紹介にはネット詐欺師がはめられた。プロの詐欺師が一仕事終えてニースにヴァカンス、人妻アリスと甘いアバンチュール、英国に帰国した主人公を待ち受けていたのは訴状。法廷闘争を中心に物語りは展開していく。主人公はチャーリー・マフィンと同じくやられたらそれ以上にやり返す。

ネームドロッパー〈上〉 (新潮文庫)

ネームドロッパー〈上〉 (新潮文庫)

ネームドロッパー 下巻 (新潮文庫 フ 13-59)

ネームドロッパー 下巻 (新潮文庫 フ 13-59)