東京タワー
今日、妻と二人で映画東京タワーを観た。内容はもう皆さんご存知の通りだ。母と息子の親子関係を淡々と描いている。母親が亡くなる場面では涙が止まらない。母親の死が近づいてから母と子、父や友人との場面が涙を誘う。妻は映画を観た後で、隣の席のおっさんも涙が止まらなかったと言っていた。涙を出し切ってお腹を減らしたようで、映画の後でピザを食べに行った。
映画は昭和から平成への移り変わりを見事に描き印象的だった。そして東京タワーはやはり昭和の産物だと感じた。
とにかく病気と闘うことが正しいという価値観は見直すべきだと思う。私のような高齢者の場合、不治の病ならば延命よりも例え寿命が短くなっても生活の質を維持することを重視したい。好きな物を食べ、好きなことをしてそれで寿命が短くなっても本望だと思う。
- 作者: リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/06/28
- メディア: 単行本
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