オーケストラ

おかしくてそして感動的な映画です。
多くの方がレビューで書いていますが、ラストシーンでは涙が止まりません。
旧ソ連体制の人間抑圧とソ連崩壊後のそれぞれの人生をシリアスではなくおかしく描いている。
そして、偽ボリショイ楽団のパリ公演を通じて失われた人生が輝きを取り戻す。
理知的な美貌で両親の謎に悩むソリストメラニー ロランが適役だと思う。
エンディングの後館内が明るくなるまで誰一人席を立たないのも久しぶりに珍しいことだった。
皆感動して最後まで余韻を楽しんでいたと思う。
ストーリーの展開が軽快で冒頭から直ぐに楽しめ一気にエンディングまではらはらどきどきそしておかしくて最後には涙が止まりません。