名画座

チャン・イーモウ監督の王妃の紋章ケイト・ブランシェット主演のエリザベス ゴールデン・エイジの2本を観てきた。
今日は暑いし、家に居てもオリンピックや高校野球中心のテレビ番組なので映画館で涼むことにした。2本で1200円だ。
朝10時50分の上映に間に合うように行ったが、入口には既に数人並んでいた。
観客は50歳以上が中心で、夫婦もかなり居た。館内に入ると上映開始前からご夫婦でいきなり幕の内弁当を広げているのには驚いた。
2本目の開始前には懸命に館主が空いている席を探して客を誘導していた。
こういう名画座で満席になるのは久しぶりで感動した。いつもはもう少しゆったりと鑑賞している。
よく行く名画座だが、館主が上映作品の選択にいろいろ工夫している。北京オリンピック開会式のチーフディレクターを務めたチャン・イーモウの最新作をこの時期に選ぶのもなかなか面白い。
かたや中華帝国かたや大英帝国と2大帝国の物語を並べてみせる。どちらも娯楽大作だが、生身の人間のドラマがある。
テレビの画面がどんなに大きくなっても、やはり映画館で観ると作品に対する集中度が全く違う。
4時間以上映画館で過ごして作品も悪くなかった。
今日は満足の一日だった。

王妃の紋章 デラックス版 [DVD]

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映画「エリザベス ゴールデン・エイジ」オリジナル・サウンドトラック

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