プロ作家養成塾 若桜木虔

プロ作家になるための実践的な方法を教授してくれる。
まず、新人としてデビューするためには賞受賞が近道。各種賞の傾向と対策を分析している。
もっと実践的な指摘は、新人は読んで貰うためにアイデアの出し惜しみをするなということ。有名プロの作品なら序章が退屈でも読者に我慢して読んでもらえるが、新人にはそんな贅沢は許されない。如何に全体構成上必要な部分でも新人にはそういうアプローチで受賞は無理という。つまり審査員に読んでもらえないということだ。
他人と違う斬新なアイデアが絶対に必要と指摘する。
小説の書き方全てを教えますと副題が付くが額面どおりの内容で実にためになる。