呼吸器外し患者死亡

今日の朝刊によると、和歌山県医大病院紀北分院で2006年2月、女性患者(当時88歳)が人工呼吸器を外され死亡した事件で、殺人容疑で県警に医師が書類送検された。医師は家族から外してくれと依頼されてやった。患者は脳死状態で余命が短く、家族がかわいそうだから人工呼吸器を外して欲しいと依頼した。
私が恐れているのもこういう事態で、家族も医師も患者本人の意思を確認しようが無い状態になった時に無意味な延命措置が取られることだ。日本尊厳死協会に入り、不治で死期が迫っている場合に単に死期を延ばすための延命措置を断る宣言をしている。
今の法律の状態では治る見込みも無いままに機械で無理やり延命させられかねない。