ヤバい経済学 悪ガキ教授が世の裏側を探検する。 東洋経済新報社

①1995年には、アメリカでは今後ティーンエージャーによる殺人が激増すると予想されていた。ところが、2000年にはアメリカ全体の殺人率は35年来の水準にまで下がった。専門家は、狂騒の1990年代経済のおかげで犯罪が減ったという。しかし、本当の理由は別にあった。
②日本の相撲では八百長が行われている。それは、過去の取り組みのデータで立証できる。
などユニークな分析を次々と展開してくれる。
①は十分な納得ができなかったが、②の八百長の分析は説得力がある。
とにかく、脈絡なくあらゆる世の中の事象の内幕を面白く分析してくれる。

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

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