黒いチューリップ フランス映画

昨年末アラン ドロンの黒いチューリップを映画館で初めて観た。
若いドロンは本当にスタイルも抜群に良い。
フランス革命直前の隠れた英雄の話だ。
アラン ドロンが双子の役を一人二役で演じている。
コメディー映画だが、テンポがゆったりしていて、自宅のTVでは最後まで付き合えない。
物語に出てくる女性関係は、不倫は文化という人もいたが、フランス人はどうなっているのか。
恋というか恋愛というか性欲というか実におおらかだ。
そして女性は本当に強い。
フランス人のフランス革命に対する考え方が面白い。
徹底的に民衆から貴族階級が憎まれている。
でも、フランス革命後ナポレオンが現れ、貴族も残る。
突然ですが、大阪でも若き市長橋下が大衆の支持で大きく改革を進めようとしている。
大衆はいつまで橋下市長を支持するのか興味深い。
世の中は振り子のように右と左に振れて行く。
大衆は結果に責任を持たないが、結果を甘受せざるを得ない。
2012年は日本も世界も激動しそうな予感がする。
老いも若きも激動の時代を生き抜く覚悟が必要だ。
幕末か、太平洋戦争敗戦後かの大混乱が起こる。
ぬるま湯のつもりでいるととんでもない事になりそうだ。