アラン・ドロンの刑事物語

2005年NHK総合TVで放送された番組を今になって観た。刑事物語3部作のところが最終章しか録画していなかった。なかなか良いドラマだったので残り2部作が気になるがDVD化されていないのかと思う。
最終章のストーリーは、アラン・ドロンが、マフィアに証拠品の返還を求められて、自分の友人や女性を一人づつ殺されて行く。これに対するドロンの苦闘を描く。
もともと、フランスのフィルム・ノワールのファンでジャン・ギャバンやドロンの数々の名作を見てきたが、この刑事物語もこの伝統の流れで渋いドラマになっている。
年齢を経たドロンも益々渋い魅力を発揮している。久しぶりにフランス映画のよさを感じた。