テロ特措法とダーティーハリー

クリント・イーストウッド主演のヒット作。人質を救出する為には犯罪者に違法
な汚い手段も使う。上司は法令遵守を求め、マスコミは人権侵害とハリーを非難
する。ハリーは悪党を捕まえる為非難を無視して犯人を倒し、観客をすっきりさ
せる。しかし、無実なら大変なことだ。映画の世界だから極悪人と分かる。
現実の世界で必要なら違法行為も認めるなどとんでもない。
テロ撲滅は必要だ。
インド洋の海上給油活動も賛成だ。しかし、これは軍事力の行使だ。戦場に関わ
らず血を流す必要がなく日本には都合いい。
しかし、憲法解釈上集団的自衛権を認めるが、その行使は認めないと言う内閣法
制局の見解が国際的に通用するのか。給油活動は軍事行動で無いとの解釈が理
解されているのか。
自衛隊の派遣の根拠を明確にすべきだ。国連主義か集団的自衛権か選択枝がある

政治評論家の三宅久一さんに「出来もしないことを言いなさんな。出来ないから
知恵を絞ってテロ特措法を創ったんですよ。」と軽くいなされそうです。